当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
キャリア

副業の始め方ガイド。会社員が知っておくべきルールと人気の副業5選

公開: 2026.02.24 | 更新: 2026.02.24 | AND LIFE編集部

副業の始め方のイメージ

「副業を始めたいけど、何から手をつけていいかわからない」。会社員として働きながら副収入を得たいと思っている人は年々増えています。しかし、就業規則の確認、税金の知識、本業とのバランスなど、始める前に知っておくべきことは少なくありません。この記事では、副業初心者の会社員に向けて、始める前のルール確認から、人気の副業の特徴と収入目安、失敗しないための注意点まで、必要な情報をまとめました。

副業解禁の流れと現状

2018年に厚生労働省が「モデル就業規則」から副業禁止の規定を削除したことをきっかけに、日本でも副業を解禁する企業が増えました。それ以降、大手企業を含む多くの会社が副業を認める方向に動いています。

背景にあるのは、終身雇用の終焉と「人生100年時代」のキャリア観の変化です。1つの会社からの収入だけに頼るリスクが認識され、スキルの複線化や収入源の分散が現実的な選択肢として受け入れられるようになりました。

副業を「認めている」企業と「推奨している」企業は異なります。認めているだけの企業は、申請や届出が必要な場合がほとんどです。まずは自社の就業規則を確認することが第一歩です。

始める前に確認すべき3つのルール

1. 就業規則を確認する

副業を始める前に、必ず自社の就業規則を確認してください。副業が「全面禁止」「届出制」「許可制」「自由」のどれに該当するかで、取るべき対応が変わります。

就業規則で禁止されている場合でも、法律上は会社が社員のプライベートな時間の使い方を完全に制限することはできません。ただし、競業避止義務(同業他社での副業禁止)や秘密保持義務に抵触する副業は、懲戒処分の対象になり得ます。「法律的にはOK」でも、会社との信頼関係を壊すリスクがあるため、黙って始めるのはおすすめしません。

2. 本業への影響を考える

副業で疲れて本業のパフォーマンスが落ちるのは本末転倒です。まずは週5〜10時間程度の「小さく始める」アプローチが安全です。睡眠時間を削って副業をするのは、短期的に収入は増えても長期的には健康を損ない、結果的に本業も副業も立ち行かなくなります。

3. 確定申告の準備をする

副業の所得が年間20万円を超える場合、確定申告が必要になります。「所得」とは「収入ー経費」のことです。詳しくは後述しますが、始める前から領収書やレシートを保管する習慣をつけておくことが重要です。

人気の副業5選と収入目安

会社員に人気のある副業を5つ厳選し、それぞれの特徴・初期費用・収入目安・向いている人をまとめました。

副業初期費用月収目安必要スキル向いている人
Webライティングほぼ0円1万〜10万円文章力・リサーチ力文章を書くのが苦にならない人。在宅で完結したい人
プログラミング0〜5万円5万〜30万円プログラミング言語の知識IT系の本業スキルを活かしたい人。学習意欲が高い人
動画編集3〜10万円3万〜15万円編集ソフトの操作映像表現に興味がある人。コツコツ作業が得意な人
せどり・物販3〜10万円3万〜20万円相場観・仕入れ判断リサーチが好きな人。数字に強い人
スキル販売(ココナラ等)0円1万〜10万円何かしらの専門知識本業の知識・経験を切り売りしたい人
月収目安はあくまで目安です。特に始めたばかりの数ヶ月は思うように稼げないのが普通です。最初の3ヶ月は「スキルを磨く期間」と割り切り、収入よりも経験値を重視してください。

Webライティング

パソコン1台あれば始められる、最も参入障壁が低い副業です。クラウドソーシング(クラウドワークス、ランサーズ等)で案件を探し、企業のブログ記事やコラムを執筆します。文字単価は初心者で0.5〜1円、経験を積むと2〜5円以上になります。専門分野(金融、医療、IT等)の知識があると単価が上がりやすいのが特徴です。

プログラミング

Web制作やアプリ開発のスキルがあれば、高単価の案件を受注できます。本業がエンジニアでなくても、HTML/CSS、JavaScript、Pythonなどを独学で習得して副業にしている人は多くいます。学習コストは高めですが、一度スキルが身につけば安定して稼ぎやすい副業です。

動画編集

YouTube動画やSNS用のショート動画の編集需要は年々増加しています。Adobe Premiere ProやDaVinci Resolveなどの編集ソフトの操作を覚える必要がありますが、基本的なカット編集・テロップ入れ・BGM挿入であれば1〜2ヶ月で習得できます。1本あたり3,000〜30,000円が相場です。

せどり・物販

安く仕入れて高く売るビジネスです。Amazon、メルカリ、ヤフオクなどのプラットフォームを利用します。仕入れ資金が必要ですが、相場を正しく把握できれば再現性の高い副業です。ただし、在庫リスクがあるため、小ロットから始めて利益が出る商品ジャンルを見極めることが重要です。

スキル販売

ココナラやストアカなどのプラットフォームで、自分のスキルや知識をサービスとして販売します。「Excel関数の使い方を教えます」「転職の履歴書を添削します」「ロゴをデザインします」など、本業で培った経験がそのまま商品になります。初期費用ゼロで始められるのが最大のメリットです。

副業を選ぶときの3つの基準

1. 本業のスキルを活かせるか

まったく新しい分野にゼロから挑戦するより、本業で身につけたスキルを応用できる副業の方が、早く成果が出ます。営業職なら営業代行やコンサルティング、デザイナーならフリーランスのデザイン案件、経理なら記帳代行など。「すでに持っている武器」で戦うのが最も効率的です。

2. 時間の融通がきくか

会社員の副業は、平日の夜と休日が主な作業時間になります。納期やシフトが厳しい副業は本業との両立が難しくなるため、自分のペースで進められるものを選ぶのが無難です。「今週は忙しいから副業は控えめにする」という柔軟な調整ができるかどうかは重要な判断基準です。

3. スキルが積み上がるか

単純な時間の切り売り(データ入力、アンケート回答など)は始めやすい反面、いくらやっても時給が上がりません。どうせ時間を投資するなら、やればやるほどスキルが上がり、単価も上がっていく副業を選びましょう。「1年後の自分が今より稼げるようになっているか」を基準に考えると、選ぶべき副業が見えてきます。

副業と税金の基本

副業で得た所得には税金がかかります。会社員が副業を始めるにあたって、最低限知っておくべき税金の知識を整理します。

確定申告が必要なライン

副業の所得(収入ー経費)が年間20万円を超えると、確定申告が必要です。20万円以下であっても、住民税の申告は別途必要になる点に注意してください。確定申告をすれば住民税の申告は不要ですが、確定申告が不要な場合でも住民税だけは市区町村の窓口に申告する必要があります。

経費として認められるもの

住民税の徴収方法に注意。確定申告の際に、住民税の徴収方法を「特別徴収(給与から天引き)」ではなく「普通徴収(自分で納付)」に変更しておくと、副業の住民税が本業の給与明細に反映されなくなります。副業を会社に知られたくない場合は、この設定が重要です。

失敗しないための5つの注意点

1. 初期投資は最小限にする

「副業で稼ぐために」と高額な情報商材や講座を購入するのは典型的な失敗パターンです。ほとんどの副業は、パソコンとインターネット環境があれば始められます。まずは無料の情報と最低限のツールで始め、稼げるようになってから必要な投資をする順番が正しいです。

2. 最初の3ヶ月は「種まき期間」と割り切る

副業を始めてすぐに月5万、10万と稼げる人はほとんどいません。最初の数ヶ月は実績づくりとスキルアップの期間です。この時期に「全然稼げない」と感じてやめてしまうのがもったいない。最初は時給換算で数百円になることもありますが、実績と信頼が積み上がれば単価は確実に上がります。

3. 本業の会社に迷惑をかけない

副業で疲れて遅刻する、本業中に副業の作業をする、本業の顧客情報を副業に流用する。これらは副業以前の問題ですが、実際にトラブルになるケースが少なくありません。本業があるからこそ安心して副業に挑戦できるという事実を忘れないでください。

4. 体調管理を最優先にする

副業に夢中になって睡眠時間を削り、体調を崩す人が後を絶ちません。週の副業時間に上限を設け、睡眠7時間は死守するのが長く続けるコツです。健康を失ったら本業も副業も成り立ちません。「無理をしない」は怠慢ではなく、戦略的な判断です。

5. 詐欺案件に注意する

「スマホだけで月30万円」「1日30分の作業で月収50万円」。このような甘い言葉で誘う案件は、ほぼ確実に詐欺か、情報商材の販売誘導です。副業は「スキル×時間」で稼ぐものであり、楽して大金が手に入る方法は存在しません。怪しいと感じたら、必ず案件名や会社名で検索して評判を確認してください。

まとめ

副業を始める際に大切なのは、「就業規則の確認」「税金の基本知識」「本業とのバランス」の3つを押さえた上で、自分のスキルと生活スタイルに合った副業を選ぶことです。最初から大きく稼ごうとせず、まずは小さく始めて経験を積む。稼げるようになってから時間と投資を増やす。この順番を守れば、副業で大きな失敗をするリスクは大幅に下がります。本業の安定収入という土台があるうちに、新しい収入源とスキルを育てていきましょう。

AND LIFE編集部
暮らし・美容・健康・マネーの情報を厳選してお届け。読者の「いい選択」をサポートする総合メディアです。