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初めてのクレジットカード選び。20代が知っておくべきポイントと注意点

2026.02.24

社会人になったタイミングや、ネットショッピングの機会が増えたタイミングで「そろそろクレジットカードを作ろうかな」と思う人は多いはずです。しかし、いざ調べてみると種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない。この記事では、初めてクレジットカードを作る20代の方に向けて、選ぶ前に知っておくべき基本知識と、失敗しないための注意点を整理しました。

クレジットカードの仕組みを理解する

クレジットカードは「後払い」の決済手段です。買い物をした時点ではお金は引き落とされず、翌月(または翌々月)にまとめて銀行口座から引き落とされます。つまり、カード会社が一時的に代金を立て替えてくれている状態です。

この仕組みがあるため、カードを作るには「審査」が必要になります。カード会社は「この人はきちんと返済できるか」を判断してからカードを発行します。20代で初めて作る場合、審査のハードルは比較的低いですが、すでに他社で延滞がある場合は通りにくくなります。

クレジットカードの利用実績は「クレヒス(クレジットヒストリー)」と呼ばれ、信用情報機関に記録されます。若いうちから適切に使って良いクレヒスを積み上げておくと、将来の住宅ローンや高額カードの審査で有利になります。

カード選びで見るべき4つのポイント

1. 年会費

初めてのカードなら、年会費無料のものを選ぶのが無難です。年会費が有料のカードは空港ラウンジや旅行保険など付帯サービスが充実していますが、使いこなせないうちは持っているだけでコストになります。まずは年会費無料のカードで1年間使ってみて、自分の利用スタイルがわかってから2枚目を検討すれば十分です。

2. ポイント還元率

クレジットカードの多くは、利用金額に応じてポイントが貯まります。還元率は一般的に0.5%〜1.0%が相場です。たとえば還元率1.0%のカードで月5万円使えば、年間6,000円分のポイントが貯まる計算になります。

ただし、還元率だけで選ぶのは早計です。ポイントの使い道が限られていたり、有効期限が短かったりするカードもあります。「貯まりやすさ」と「使いやすさ」の両方を確認しましょう。

3. 国際ブランド

Visa、Mastercard、JCBなどの国際ブランドは、カードが使える場所の範囲を決めるものです。

ブランド特徴こんな人向け
Visa世界シェアNo.1。海外でも国内でもほぼどこでも使える迷ったらこれ。海外旅行に行く可能性がある人
MastercardVisaに次ぐシェア。ヨーロッパに強いヨーロッパ方面への旅行が多い人
JCB日本発のブランド。国内の優待が充実国内利用がメインの人。ディズニー特典あり
American Expressステータス性が高い。年会費は高め2枚目以降のサブカードとして

1枚目のカードなら、VisaかMastercardを選んでおけば困ることはまずありません。2枚目にJCBを作って使い分けるのもよい戦略です。

4. 付帯サービス

カードによって、海外旅行保険、ショッピング保険、空港ラウンジ利用などの付帯サービスが異なります。20代の最初の1枚では、以下の2点があれば十分です。

20代が陥りやすい3つの落とし穴

1. リボ払いの罠

リボ払い(リボルビング払い)は、毎月の支払額を一定にできる支払い方法です。一見便利に見えますが、支払い残高に対して年利15%前後の手数料がかかります。10万円の買い物を毎月5,000円のリボ払いにすると、完済までに約2年かかり、手数料だけで約1.5万円を余分に支払うことになります。

リボ払いは原則使わない。カード会社はリボ払いの手数料で利益を得ているため、申込時や利用中に繰り返しリボ払いを勧めてきます。「自動リボ設定」がデフォルトでオンになっていないか、申込時に必ず確認してください。

2. キャッシングの安易な利用

クレジットカードにはATMから現金を引き出せる「キャッシング」機能がついていることがあります。これは実質的に借金です。年利18%前後の利息がかかるため、緊急時以外は使わないのが鉄則です。カード申込時にキャッシング枠を「0円」に設定しておくことをおすすめします。

3. 使いすぎ

現金と違って「支払っている実感」が薄いのがクレジットカードの特性です。気がつくと翌月の請求額が想定以上に膨らんでいた、というのは20代でよくある失敗パターンです。対策としては、カードの利用通知をスマホに設定し、月の上限額を自分で決めておくことが有効です。多くのカード会社のアプリで、利用額のリアルタイム確認ができます。

申し込みから届くまでの流れ

  1. カードを選ぶ — 年会費、還元率、国際ブランドを比較して決める
  2. オンラインで申し込む — 本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード)と銀行口座情報が必要
  3. 審査を待つ — 早ければ即日、通常は3日〜1週間程度
  4. カードが届く — 簡易書留で届くのが一般的。届いたら裏面に署名を忘れずに
  5. カード会社のアプリを設定 — 利用通知と明細確認のため、必ず入れておく

最初の1枚で身につけるべき習慣

カードを作ったら、以下の3つを習慣にしてください。これだけで「クレジットカードで失敗する」リスクは大幅に下がります。

まとめ

初めてのクレジットカードは「年会費無料・還元率1.0%前後・Visa かMastercard」を基準に選べば、大きな失敗はありません。それよりも重要なのは、リボ払いを使わないこと、月の利用額を把握すること、そして毎月きちんと1回払いで支払う習慣を身につけることです。20代のうちにクレジットカードとの正しい付き合い方を覚えておけば、30代以降の資産形成にも必ず役立ちます。