当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
暮らし

一人暮らしの自炊入門。面倒くさがりでも続く時短レシピと3つのコツ

公開: 2026.02.26 | 更新: 2026.02.26 | AND LIFE編集部

一人暮らしの自炊入門のイメージ

「自炊したほうがいいのはわかっている。でも面倒くさい」。一人暮らしの自炊が続かない理由の大半はこれです。しかし、自炊=手の込んだ料理を毎日作ることではありません。フライパンひとつで5分、それだけでもコンビニ弁当より安く、栄養バランスもましになります。この記事では、料理経験ゼロの30代男性でも今日から始められる自炊の最低限の装備、常備食材、続けるコツ、そして本当に簡単な時短レシピ3品を紹介します。

自炊=手の込んだ料理、ではない

自炊と聞くと「だしを取って、野菜を丁寧に切って、何品も並べる」というイメージを持つ人がいます。それは自炊の上級編であって、入門編ではありません。一人暮らしの自炊入門で目指すのは、「コンビニに行くよりマシな食事を、家で手軽に用意できる状態」です。

具体的には、1食あたり15分以内・洗い物はフライパンと皿1枚ずつ・味つけは調味料2〜3種類。このくらいのハードルで始めれば、面倒くさがりでも「まあこれなら続けられるか」という気持ちになれます。

自炊のゴールは「料理上手になること」ではなく「外食・コンビニに頼りきりの生活から抜け出すこと」です。完璧を目指さず、週に2〜3回でも自分で作れれば十分。まずはハードルを下げることが最優先です。

最低限揃えるべき調理器具5つ

自炊を始めるとき、張り切ってあれこれ買い揃える人がいますが、最初に必要なのはたった5つです。これだけあれば、この記事で紹介するレシピはすべて作れます。

調理器具選び方のポイント予算目安
フライパン(26cm・深型)深型なら炒め物も煮物もカレーもこれ1つ。テフロン加工で焦げつきにくいものを選ぶ1,500〜3,000円
片手鍋(18cm)味噌汁・ゆで卵・パスタを茹でる用。蓋つきが便利1,000〜2,000円
包丁(三徳包丁)万能タイプの三徳包丁1本あれば肉も野菜も対応可能。ステンレス製が手入れ楽1,500〜3,000円
まな板薄型の樹脂製が軽くて洗いやすい。食洗機対応だとなおよい500〜1,500円
菜箸またはシリコンターナー炒め物をかき混ぜる・ひっくり返す道具。フライパンを傷つけないシリコン製が無難300〜800円
合計で5,000〜10,000円あれば一式揃います。100均でも最低限のものは手に入りますが、フライパンと包丁だけはホームセンターやAmazonで評判のいいものを選ぶと、使い心地が段違いでストレスが減ります。

常備すべき食材・調味料リスト

冷蔵庫にこれだけ入っていれば、思い立ったときにすぐ何か作れます。ポイントは「日持ちするもの」「汎用性が高いもの」を選ぶことです。一人暮らしは食材を余らせて腐らせるのが最大の敵なので、傷みやすい食材は使い切れる量だけ買います。

常備すべき調味料

調味料用途優先度
醤油和食の基本。炒め物・煮物・つけダレなんでも使える必須
塩・こしょう肉や野菜の下味、仕上げの味調整必須
サラダ油またはごま油フライパンで焼く・炒めるときに。ごま油は風味が出て味の底上げになる必須
味噌味噌汁だけでなく、味噌炒め・味噌マヨなど万能必須
めんつゆ(3倍濃縮)これ1本で煮物・丼もの・うどんの味が決まる。自炊初心者の最強の味方必須
マヨネーズサラダ・炒め物のコク出し。味噌と混ぜると万能ダレになるあると便利
チューブにんにく・しょうが生のにんにく・しょうがを毎回切るのは面倒。チューブなら絞るだけあると便利

常備すべき食材

食材日持ち使い道
冷蔵2週間目玉焼き・卵焼き・丼もの・チャーハン。最強のタンパク源
豚バラ肉(小分け冷凍)冷凍1ヶ月炒め物・鍋・焼き肉。買ったら1食分ずつラップで包んで冷凍
鶏むね肉(小分け冷凍)冷凍1ヶ月高タンパク低脂質。焼く・蒸す・レンジで加熱。コスパ最強
もやし冷蔵2〜3日炒め物・味噌汁の具。1袋30円前後で最安の野菜
キャベツ冷蔵1〜2週間炒め物・サラダ・味噌汁。1玉買えば長持ち
玉ねぎ常温1ヶ月炒め物・煮物・味噌汁。常温保存できるので腐りにくい
ツナ缶常温1〜3年丼もの・サラダ・パスタ。開けるだけで使える非常食兼常備食材
常温1〜2ヶ月炊飯器で炊くだけ。1合で茶碗約2杯分。まとめ炊きして冷凍もOK
肉は買ってきたらすぐに1食分(100〜150g)ずつラップで包み、冷凍用ジップロックに入れて冷凍してください。使うときは前日の夜に冷蔵庫に移すか、レンジの解凍モードで。「肉が冷凍庫にある」という安心感が、自炊のハードルを大幅に下げます。

自炊が続かない人の3つの共通点と対処法

自炊を始めてもすぐにやめてしまう人には、共通するパターンがあります。当てはまるものがあれば、対処法を試してみてください。

共通点1:最初から頑張りすぎる

「毎日3食自炊する」「栄養バランスを完璧にする」「レシピ通りに作る」。こうした高い目標を最初から掲げると、3日で疲れて挫折します。初日にカレーを一から作って疲弊し、翌日からコンビニに戻る——これが典型的な失敗パターンです。

対処法:まず「週2回、夕食だけ」から始める。 メニューは炒め物1品とごはんだけでいい。慣れてきたら回数を増やせばいいし、増やさなくても週2回自炊できている時点で以前より前進しています。

共通点2:食材を買いすぎて腐らせる

スーパーに行くとつい「安いから」「使いそうだから」とあれこれ買い込む。結果、冷蔵庫の奥で野菜がしなびて、「結局ムダにした」という罪悪感で自炊自体が嫌になります。

対処法:買い物は「2〜3日分」を上限にする。 1回の買い物で買う生鮮食品は3種類まで。「あれば便利」ではなく「確実に使い切れるもの」だけをカゴに入れる。日持ちする食材(卵・玉ねぎ・ツナ缶・冷凍肉)を常備しておけば、生鮮食品が少なくても何とかなります。

共通点3:洗い物が嫌で自炊から遠ざかる

料理を作ること自体はそこまで苦じゃないのに、食後のシンクに積まれた洗い物を見て萎える。この「後片づけの億劫さ」が自炊の最大の敵だったりします。

対処法:使う調理器具を最小限にする。 フライパン1つで完結するレシピを選ぶ。ワンプレートで盛りつけて洗い物を皿1枚にする。どうしても無理ならワンプレート用の使い捨て容器を使うのも手です。長期的には食洗機の導入を検討してください。一人暮らし用の小型食洗機は2〜3万円台からあり、自炊を続けるための投資としてはコスパが高いです。

自炊を「毎日の義務」にすると苦しくなります。「今日は面倒だからコンビニでいいや」という日があっても全然OK。完璧を目指して挫折するより、ゆるく長く続けるほうが結果的に食費も健康も改善します。

時短レシピ1:豚バラもやし炒め(5分)

自炊初心者が最初に作るべき1品。材料2つ、調味料2つ、調理時間5分。これで「自分でも作れた」という成功体験が得られます。

材料(1人前)

手順

  1. 豚バラ肉を3〜4cm幅に切る(キッチンばさみでもOK)
  2. フライパンにごま油を入れて中火にかけ、豚バラを炒める
  3. 肉の色が変わったらもやしを投入し、強火で1分炒める
  4. 塩こしょうを振り、仕上げに醤油を回しかけて完成
もやしは水分が出やすいので、強火で短時間がコツです。シャキシャキ感が残るくらいで火を止めましょう。チューブにんにくを小さじ1/2加えると、一気にガーリック炒め風になってごはんが進みます。

時短レシピ2:ツナ玉丼(7分)

包丁すら使わない究極の時短レシピ。疲れて帰ってきた日でも、これなら作れます。

材料(1人前)

手順

  1. フライパンにツナ缶を油ごと入れて中火にかける
  2. めんつゆと水を加えて軽く混ぜ、煮立たせる
  3. 溶き卵を回し入れ、半熟になったら火を止める
  4. ごはんの上に盛りつけて完成。お好みでマヨネーズをかける
ツナ缶の油にはうまみが凝縮されているので、捨てずにそのまま使います。ノンオイルのツナ缶を使う場合は、ごま油を小さじ1足すとコクが出ます。

時短レシピ3:鶏むね肉の味噌マヨ焼き(10分)

高タンパクでコスパ最強の鶏むね肉を、パサつかずにおいしく焼くレシピ。味噌とマヨネーズを混ぜるだけのタレが驚くほどごはんに合います。

材料(1人前)

手順

  1. 鶏むね肉を1cm厚のそぎ切りにする(薄く切ることでパサつきを防ぐ)
  2. 味噌とマヨネーズを小皿で混ぜてタレを作る
  3. フライパンにサラダ油を入れて中火にかけ、鶏むね肉を並べる
  4. 片面2〜3分ずつ焼き、両面に焼き色がついたらタレを絡める
  5. ちぎったキャベツと一緒に皿に盛りつけて完成
鶏むね肉を切るとき、繊維を断ち切る方向(繊維に対して垂直)にそぎ切りすると、口当たりが柔らかくなります。パサつきが気になる場合は、切った後に酒を大さじ1振りかけて5分置くと、さらにしっとり仕上がります。

一週間の食費の目安。コンビニ・外食との比較

「自炊は節約になる」とよく言いますが、実際どのくらい違うのか。一人暮らし男性の1週間の食費を、自炊・コンビニ・外食で比較してみます。

食事スタイル1食あたり1日3食1週間1ヶ月(30日)
自炊中心200〜350円約800円約5,600円約24,000円
コンビニ中心500〜800円約1,800円約12,600円約54,000円
外食中心800〜1,500円約3,000円約21,000円約90,000円

自炊中心とコンビニ中心の差は、月に約3万円です。年間にすると約36万円。これだけあれば旅行にも行けるし、趣味の道具も買えます。もちろん毎食自炊する必要はありません。「週の半分を自炊にする」だけでも、月1.5万円ほどの節約になります。

比較項目自炊コンビニ外食
コスト安い中程度高い
栄養バランス自分で調整可能偏りやすい(塩分・脂質過多)店による
手間調理+片づけが必要ほぼゼロ移動+待ち時間
時間15〜30分5分30〜60分
自由度味・量を完全にカスタマイズ商品ラインナップに依存メニューに依存
「自炊は時間がかかる」というイメージがありますが、この記事で紹介したレシピは5〜10分で完成します。コンビニまで往復する時間を考えると、実はそこまで差がないケースも多いです。

まとめ

自炊を始めるのに、料理の才能もレシピ本の暗記も要りません。必要なのは「フライパン1つと、冷蔵庫に卵と肉があること」、そして「完璧を目指さないこと」です。

この記事のポイントを振り返ります。

まずは今度の週末、もやしと豚バラを買ってきて「豚バラもやし炒め」を作ってみてください。5分で完成して、ちゃんとおいしい。その成功体験が、自炊生活の第一歩になります。

AND LIFE編集部
暮らし・美容・健康・マネーの情報を厳選してお届け。読者の「いい選択」をサポートする総合メディアです。